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セントサイモン~悲劇からの復活~

 2009-09-04
競伝でセントサイモン系といえばシンザンを真っ先に思い浮かべると思います。

サレブレッド史上最も成功した父系でもあり、繁栄し過ぎたために一時は父系として途絶える寸前までになったセントサイモン系。

セントサイモンは1881年に誕生してるので100年以上も昔の偉大なる種牡馬です。

19世紀後半から20世紀初頭に大繁栄し、一時は英国の重賞の半数以上がセントサイモン系で占められるという時期もあり、セントサイモン系で溢れる状況になったようです。

あまりにもセントサイモンの血が溢れかえってしまったためにセントサイモン系と交配できる繁殖が極端に少なくなり、一気にセントサイモン系が衰退することになってしまいました。
隆盛を極めたセントサイモン系があまりにも短期間に衰退したことで、これをセントサイモンの悲劇と呼んでいますね。

英国では完全にセントサイモンの父系は途絶えてしまいましたが、輸出された子孫が細々と血を繋ぎながら、フランスでボワルセルがセントサイモン系としては25年ぶりのダービーを勝ちセントサイモン系復活の狼煙を上げました。

ボワルセルの直仔のヒンドスタンが日本に輸入されシンザンが生まれています。
ボワルセル自身も英国のリーディングサイアーも獲得しており、産駒のミゴリからはギャラントマンやタルヤー、クーガーと言った一流馬を輩出していますので、本当はシンザンはセントサイモン系というよりはボワルセル系と呼ばれるのが一般的です。

ベルギーではプリンスローズが活躍し、その直仔のプリンスキロが種牡馬として大成功を収め、プリンスキロ系を築きました。
プリンスキロの代表産駒といえばラウンドテーブルが真っ先に思い浮かびます。
日本ではプリンスローズ系からブリンスビオを経てシカンブルの仔ファラモンドが輸入され、あのカブラヤオーを輩出しています。
さらには同じシカンブルの仔のムーティエからはタニノムーティエを輩出しており、他にもシカンブルの仔シーフュリューからはアサデンコウと日本ダービー馬を多数輩出し、日本では一時大人気になった系統です。

フランスではワイルドリスクがヴィミーやワードンといったステイヤー血脈を発展させ、日本でも特に母系に入ってスタミナを強化しています。
テイエムオペラオーやメイショウサムソンもワイルドリスクのクロスを持っていますから、中長~長距離でのスタミナも十分に持っていたと言えるでしょう。

セントサイモン系復活の大功労馬といえばイタリアのリボーでしょう。
セントサイモンから数えて6代目に当たりますが、ネアルコを生産したイタリアの天才馬産家フェデリコ・テシオの傑作です。
16戦16勝で凱旋門賞を2連覇した名馬であり、種牡馬としても成功を収めました。
3度英国のリーディングサイアーとなっており、G1馬を多数輩出しています。
とにかく大レースに強い底力のある血統である反面、どの仔もコンスタントに活躍するという血統ではないようです。
産駒が種牡馬で期待ほどの成功を収めていませんが、ラグーサ、トムロルフ、グロースタークとヒズマジェスティの兄弟は種牡馬として成功しています。
トムロルフは直仔のホイストザフラッグが名馬アレッジドを輩出しています。
アレッジドもリボーと同じく凱旋門賞を連覇した名馬ですね。
アレッジドの仔のワイズカウンセラーは輸入されスターマンを輩出しています。
スターマンは菊花賞トライアル時代の京都新聞杯でナリタブライアンに勝ったことで有名ですね。

グロースタークも種牡馬として成功していますが、日本では直仔のジムフレンチが輸入され、ダービー馬バンブーアトラスを輩出し、バンブーアトラスは菊花賞馬バンブービギンの父となっています。

ヒズマジェスティは米2冠馬のプレザントコロニーを輩出し、そのプレゼントコロニーはタップダンスシチーの父です。
他にもアイリッシュダービーやKジョージ&Qエリザベス馬のセントジョバイトなども輩出していますね。

こうして復活したセントサイモンの系統もリボー系以外は父系としては衰退していますが、以前にご紹介したファラリス系に対抗できる系統してはリボー系に頑張ってもらいたいです。
安定性に欠け、気性難が多いリボー系ですけど、大レースには滅法強い底力のある血統ですので、いつか大爆発して欲しいものです。

偉大なるセントサイモン系としてリボー系の子孫に期待しましょう^^


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